映画を見たりニコニコ見たりしたら書くところ。
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「あふれた連中さ。地獄が満員で。」
「祖父が言ってた。
ブードゥー教を知ってるか?祖父は司祭だった。
地獄が満杯になると死人が地上をーーー歩き始めるんだ。」
「おれがよみがえったら撃て。
よみがえらないようにがんばる。
よみがえらないように・・・必死になって・・・がんばる。」
この映画、なーんだ?
ゾンビ【Dawn of the Dead】
1978年。監督はロメロ。
うろ覚えなあらすじ:
死人がよみがえって人を喰ってるよ!みんな思い思いに逃げるぞ!!(超唐突な導入!)
主要キャラは4人の男女。3:1
4人はあるデパートに篭城することに成功。
日に日に増えるゾンビたち、いつのまにか途絶えているTV放送が不安を呼ぶ。
しかしこの極限状態の中、彼らはまるで快適なデパート暮らしを満喫しているように過ごすのだ。
すいませんこんな感じで・・・。もちろん死者はでるけどここでは伏せておこう。
これは意外に笑わせてもらいました。ホラー??????
てっきりスプラッタかと思ってたのに、ほとんどグロなしだよ。
かなり古い映画なせいもあって血肉がウソくさすぎるのもあるけど。
上にあげたのは名台詞といわれている部分です。
なぜかこの映画はファンが多いみたい。演出がすばらしいんだってさ。そうかなぁ・・・B級の匂いだけど。
ただこの映画が今のいろんな作品に影響をあたえまくってることはわかる。
バイオハザード(ゲーム)なんかもうそっくりよ。
ゾンビを撃つ楽しさとか、見てて参加したくなるゲーム的な雰囲気がこの映画にはあるんだよ。
さて、BGMの話ですが
この映画はBGMのセンスが常識破りなんですよ。
ゾンビに襲われてるシーンとか、逃げてるシーンとか、
恐怖をあおる曲を流すべきところで
軽快なBGM。
何なのこの楽しげな曲(笑)
デパート内で殺したゾンビ(頭を撃てば蘇らない)を片付けてる不気味なシーンで
超楽しい曲が流れたときはほんと笑いました。
まああれはデパートの放送だったんだけど。
異常な状況を表してるって感じでしょうか。
でも人間がデパートを襲ってきたときはしっかり不安な曲が流れたんだよね。
人間がやっぱり怖いよね。
ぼくらの七日間戦争
1988年。宗田理の原作を映画化。
あらすじ:
規則ガチガチ、前髪が長ければその場で切られちゃうような厳しい私立の中学校で、
それに反発する男子生徒10人くらい(?)が廃工場に篭城。
おとなvs.こどもの戦いのはじまり!
最後は警察も出てきて子供たちを出そうと動き出す。
子供たちは最後をどう飾る?
これ、なかなか面白かったんですよ。
気分爽快!工場での戦いはホームアローンみたいなところがあるよ。
いろんなしかけをつくって大人をひっかけるの。
最初のほうも学校内でのガリ勉君の小さな反抗が笑えた。
すごく精密な設計図書いてて、
先生が感心して
「さすがだね、何の設計図なのかね?」て聞いたら
「アリアハンです。」だって(笑)ドラクエ(笑)
先生は当然知らないから
「アリアハンね・・・うんうん」てごまかしてた。
しかしこの映画もBGMがシュールだったんだよ。
こっちは選曲のミスマッチではなくて、なんか唐突なんです。
例えば、
なんでもない工場内でのgdgdを映してるところで
ぼーっとしてる男の子が1人花火を見つけて火をつけた瞬間!
激しい音楽とともにその子が他の子を花火持って追いかけまわしてアクション映画みたくなる(笑)
でもそれも一瞬で終わってしまう。
今のなんだったんだ?ぽかーん みたいな。
あと先生や親たちが説得に来たところも、変なところでいきなり男声のしっとりした歌が流れて
何事かと思った。
そういうところもひっくるめて楽しい映画だったよ。
ただ、残念なのは肝心のラストですよ。
何あのつきることない美しい打ち上げ花火・・・
あんなもん子供たちで用意できるわけないでしょ・・・何百万分あるんだよ・・・
それでイマイチ感動できなかった。
ありえなすぎるのはちょっと冷めるな。