小学生のとき、図書委員だった私があまりのヒマさゆえに図書室の本全部読破してしまったことは
あまりにも有名・・・いやそんなには知られてないことですが、
そんな中衝撃的だった絵本を紹介してみようと思います。
「ぼくはおこったぞ」
題名ちがうかも; これこそ私の衝撃絵本No.1ですね。たぶん海外のもの。
いきなり「ぼくはおこったぞ」からはじまって、世界は「ぼく」が怒ったことでどんどん崩壊していき、
ついには宇宙にぼく1人残される。そこでラストの一言。
「ぼく、なんでおこってたんだっけ?」
ちなみに「ぼく」の絵はほんと超怒ってた。
(もう売ってないと思うので書いておくと、怒った理由はママが好きなテレビを見せてくれないで早く寝なさいって怒ったから。)
「銀河鉄道の夜」(なんか大きな絵本だった)
宮沢賢治原作。原作は原作でいいんですが、こっちは綺麗な絵と、うまく流れるようにまとめてくれた文章が素敵でした。(ここ1ページ抜けてる、とかって原作にはあるのです。)
私はさそりのおはなしがもう・・・号泣。けどその絵本に入ってたかどうか・・・
「100万回生きたネコ」
うわああああああああああああこれは今も本屋で立ち読みして泣きますね。
ていうか未だ本屋さんで平積みになってるってすごくないですか。田舎の本屋だけど。
何度も生まれ変わる主人公の雄ネコは、それまで生きることに何にも感じてこなかったのに
100万回目の人生ではじめて恋を知るのです。はじめて知る人生のよろこび。そして彼はもう二度と生き返らない・・・
「ぼくのじしんえにっき」
これ絵本じゃなかったかも?当時読んだとき、あまりのリアルさに震え上がりました。
というと大げさか。
大地震がきて、おともだちの目にガラスがささったり、ドミノ倒しになって数人のおともだちが死んだり、
水がなくて自宅のお風呂のお湯(使用済み)を飲んでるんだけど
近所の子にこっそり飲ませてあげてたらお母さんに怒られたり。
そういうのが日記調に淡々と書いてあってこわかった。ラストどうなったんだっけ?また読みたいな。
「天才えりちゃん金魚を食べた」
作者は小学校低学年の子供だったらしい。天才は君だよ!
作者の妹えりちゃんはうちの妹にそっくりで、自分を重ねて読んでたような気がするなぁ。
内容はド忘れ。絶対おもしろかったんだけど・・・
「忘れられない贈り物」
海外のもの。これは幼稚園のときからうちにあったんですが、図書室にもあって感激した本です。
ひとの死について考えさせられる絵本です。
物知りで親切だったアナグマのおじいさん。彼が死んで、残されたみんなは悲しみにくれながらも
それぞれおじいさんとのいろんな思い出を思い出す。
彼を忘れないでともに生きる・・・みたいな?すいませんほぼ忘れた・・
「ながいトンネルの むこうにいくよ」 おじいさんの遺書です。おじいさんは眠るように亡くなった。
幼稚園生だった私は
「トンネルの夢を見ると安らかに死ねるのか」と思ってすごくうらやましがったものです。
どんな園児だ。
でも実際小学校の図書室でも絵本が多いってわけではなかったかな。
課題図書みたいなちょっと厚い本がほとんどだった。
「ぼくのお母さんはスーパーウーマン」とか(笑)
「いたずらっこジャック」←これはホント殺意わいた。いたずらってレベルじゃない。
途中から朝私が部活さぼって図書室にいることバレて1人きりタイムじゃなくなってしまったけど
もう飽き飽きしてたからちょうどよかった。ありがとうしのぶちゃん。
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