「サイレン」
ホラーゲーム・サイレンの映画版です。
数十年前に起こった夜美島の全島民失踪事件。
ただ一人の生存者はしきりに
「サイレンが鳴ったら外に出てはならない」とくり返し、後に自害。
そんな島にある家族が引っ越してくる。
着くなり島について何か調べ始める父親。
病気の弟の失踪、そばにいた赤いフードの少女。
そして主人公の少女はかつての生存者の手記を発見する。
「サイレンは鉄塔から?」
「停電して、3回目のサイレンが鳴ると・・・」
ついにその夜、1回目の「サイレン」が鳴り響く・・・
みたいな話。
言っちゃうと、あんまり怖くなかったです。
オチもなんか納得できないものでしたし、
やっぱりゲーム出身だからか、
前半はプレイ中のイベントを並べただけに見えました。
ただ、最後のほうで
「全部君の妄想なんだよ」と鉄塔の梯子から手を差し出す先生に対して
主人公が躊躇するシーン、
あそこはちょっとドキドキしました。
えーどっち?どうしようこれ!?とか騒いで。少しね。
ゲーム出身モノなら、バイオハザードの方が絶対面白い。
ゾンビに足つかまれちゃった男の人が
「先に行け!」って言って、
みんなが去った後にピストルの最後の一発で自殺しようとするんだけど、
こんな奴らに食われてたまるかってゾンビたちに向けて発砲して
自力で抜け出すのだ。
かっこいい。超かっこいい。
彼1番応援してたのにその後すぐやられちゃったんだよね。無念。
でもプレイ経験あるなしも関係するのかも。
バイオは2やったからリッカーとかゾンビ犬とかで興奮したんだったなあ。
サイレント・ヒルはイマイチ。
設定は面白いからゲームはいいのかも知れないけど、
町民たちがうざくて無駄にグロいのもちょっと;
あと基本的に子供がいなくなる系はつまらないのが多いと思う。
ポルターガイストは別です。あれは必見です。(1のみ)
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